2014年10月23日

祝婚歌

バラアレンジ


ごきげんいかがですか。

10月21日、30回目の結婚記念日を迎えました。

いろいろなことがありました。

17年前にある方に吉野弘さんの『祝婚歌』を教えてもらいました。

この詩を知ったあとも

この詩の意味は頭でわかっていても

正しいことを言いたくなり

お互いに傷つけあいました。

この詩のような

あたたかい氣持ちになれない日の方が多かったかもしれません。

けれど、

なんとなく

これからは

この詩のようにいられそうです。

正しさよりも幸せを選んでいけそうです。

自分の幸せの責任は相手ではなくて

自分が持っていることを

忘れないでいようと思います。



この詩は41年前に書かれたもので

吉野さんが47歳、結婚20年のときに

奥様へのお礼の氣持ちを綴ったものだそうです。

吉野さんは今年の1月15日になくなられました。

享年87歳。


祝婚歌 吉野弘

  二人が睦まじくいるためには
  愚かでいるほうがいい
  立派すぎないほうがいい
  立派すぎることは
  長持ちしないことだと気付いているほうがいい

  完璧をめざさないほうがいい
  完璧なんて不自然なことだと
  うそぶいているほうがいい

  二人のうちどちらかが
  ふざけているほうがいい
  ずっこけているほうがいい

  互いに非難することがあっても
  非難できる資格が自分にあったかどうか
  あとで疑わしくなるほうがいい

  正しいことを言うときは
  少しひかえめにするほうがいい
  正しいことを言うときは
  相手を傷つけやすいものだと
  気付いているほうがいい

  立派でありたいとか
  正しくありたいとかいう
  無理な緊張には
  色目を使わず
  ゆったり ゆたかに
  光を浴びているほうがいい

  健康で 風に吹かれながら
  生きていることのなつかしさに
  ふと胸が熱くなる
  そんな日があってもいい

  そして
  なぜ胸が熱くなるのか
  黙っていても
  二人にはわかるのであってほしい



この詩をこれからも忘れずにいようと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございます(*^_^*)

ホッホッハハハ! ホッホッハハハ! イエーイ! \(^o^)/

ハッピー! ハッピー! イエーイ! \(^o^)/


タグ :祝婚歌
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