子どもから学ぶ

KAYO

2011年02月08日 16:47

我が子が不登校になって、私は戸惑い、不安になり、母親としてまわりから責められたり、あるいは自分自身を責めていた時期がありました。
相談機関に相談しに行ったり、病院のケースワーカーの方に話を聴いてもらったり、いろいろな講演会に出かけたり、その時の私にできることは何なのかと探していました。
お寺で先祖供養をしてもらっていた時期もあったんですよ。

でも、いろいろなお話をきいたり本を読んだりするうちに、
今の子どもを否定的に見ない
という考え方に出会ったのです。

ありのままの子どもを受けとめる。
そして、子どもから学ぶこと。

親と子は立場は違うけれど、経験や体格や考え方は違うかもしれないけれど、
人としていのちとしては平等
なんだという考え方に出会ったのです。

いろいろな講演会に出かけても、
『子どものいのちの力を信じましょう』
というお話にはとても勇気づけられました。

そして、私は子どもの権利条約というものがあることを知りました。
子どもの権利を守ることが大人の役目なんだ。
大人ができることは、子どもの最善の利益を考えることなんだとわかると、自分がどう行動すればいいのかがよくわかりました。

そういう考え方に出会えたのは親の会と出会えたからです。
先日の講演会の主催団体であるNPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットやまちあいしつ、なごやの親の会などに参加することで私はどんどん勇気づけられ、子どもとどう接したらいいのかがわかってきたのです。

そして、子どもを大切にすることは自分の生き方も大切にすることだなあと子どもたちから教えられました。

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