2011年11月01日

浜辺の足跡

以前、クリスチャンの方からこの詩を教えていただいたのですが、今日またこの詩に出会ったので皆さんにも紹介しようと思いました。

マーガレットパワーズの詩だそうです。宗教的な詩ではありますが、神様を大いなるものに変えて読むのはいかがでしょうか。

どんにつらい時もこの身体がわたしのいのちを支えてくれています。
そして、この身体を支えるために空気があり、太陽があり、大地があり、水があり、火があります。

そして、生きているという事実があります。
いつでも大いなるものが私を支えていてくれているのです。

時には目の前の誰かを通じてとても大切なメッセージをくれることもあります。

そんな時に私は大いなるものに愛されていると感じます。




foot print  『浜辺の足跡』

One night a man had a dream.
ある晩、ひとりの男が夢をみた。

He dreamed he was walking along the beach with the LORD.
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いていた。

Across the sky flashed scenes from his life.
そして空の向こうには、彼のこれまでの人生がパノラマのように映し出されては
消えていった。

For each scene, he noticed two sets of footprints in the sand: one belonging to him, and the other to the LORD.
どの場面でも、砂の上にはふたりの足跡が残されていた。
ひとつは彼自身のもの、もうひとつは神のものだった。

When the last scene of his life flashed before him, he looked back at the footprints in the sand.
人生の最後の場面が映し出され目の前から消えていくと、彼はふりかえり、 砂の上の足跡を眺めた。

He noticed that many times along the path of his life there was only one set of footprints.
すると彼の人生の道程には、ひとりの足跡しか残っていない場所が、
いくつもあることに気がついた。

He also noticed that it happened at the very lowest and saddest times of his life.
しかもそれは、彼の人生の中でも、最もつらく、悲しいときばかりであった。

This really bothered him and he questioned the LORD about it.
すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことをたずねてみた。

"LORD, You said that once I decided to follow you, You would walk with me all the way.
「神よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私とともに歩いてくださるとおっしゃられた。

But I have noticed that during the most troublesome times of my life, there is only one set of footprints.
しかし、私の人生のもっとも困難なときには、いつもひとりの足跡しか残っていないではありませんか。

I don't understand why when I needed You most You would leave me."
 私が一番にあなたを必要としたときに、なぜあなたは私を見捨てられたのですか」

The LORD replied, "My son, My precious child, I love you and I would never leave you.
神は答えられた。 「わが子よ。 私の大切な子よ。 私はあなたを愛している。
私はあなたを見捨てはしなかった。わたしは、いつもあなたと共にいた。


During your times of trial and suffering, when you see only one set of footprints, it was then that I carried you.
あなたの試練と苦しみのときに、ひと組の足跡しか残されていないのは、
・・・その時、わたしがあなたを背負って歩いていたのだ。」


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